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Amazonの入金額【本せどり2022年版】
Amazonの入金額
Amazonで販売すると、Amazon手数料15%に、カテゴリー成約料88円がかかります。
送料(クリックポスト、ネコポス)を一律200円として、入金額を出してみましょう。

この数字を見ると、販売価格が小さくなるほど、Amazonの手数料と、送料の割合が高くなるという事が分かります。
1000円の本を販売した場合は、なんと手数料と送料で、44%も取られています。
1000円の本を10冊販売した場合と、1万円の本を1冊販売した場合、販売価格は同じ1万円ですが、入金額は異なります。
1000円の本を10冊販売した場合は、入金額562円×10冊で、5620円です。
1万円の本を販売した場合は、8212円ですから、2592円も減少しています。
何故、このような数字になるのでしょうか。
それは、カテゴリー成約料の88円と、送料の200円、合計288円は、固定費だからです。
つまり、1000円の本を販売しても、1万円の本を販売しても、288円が必ずかかります。
1万円の本を販売すれば、固定費はたった2.88%ですが、1000円の場合は、28.8%になります。
そうか、なるほど、じゃあ販売単価を上げればいいのか、と思いますが、仕入れ価格が入ってないので、入力してみましょう。
Amazonの入金額と利益を数字で確認してみた
単Cとプロパーの販売価格と利益額
220円の単行本(単C)仕入れの場合。

プロパーの場合は、価格がバラバラなので、仕入れ価格を500円と、1000円の場合で出してみます。
仕入れ価格が500円の場合。

1000円仕入れの場合。

単Cの場合、1000円ぐらいで販売できる本は、たくさんあります。
そうすると、1冊あたりの利益は、500円ぐらいですね。
500円仕入れの場合、2000円ぐらいで販売できる本が多いです。
1冊あたりの利益は、900円ぐらいですね。
1000円仕入れの場合、3000円ぐらいの販売価格が多いでしょうか。
利益は1冊あたり1200円ぐらい。
1冊あたりの利益額
本せどりの1冊あたりの利益額は、500円~1000円ぐらいの本が仕入れやすいと思います。
単Cは1冊500円ぐらいで、プロパーなら1冊1000円ぐらい。
単Cせどりをするなら、プロパーの倍の量を仕入れて、同じぐらいの利益額になります。
利益1万円分の仕入れ量
1万円分の利益を得るには、単Cとプロパー、それぞれどれぐらいの仕入れ量が必要なのか計算してみました。

単Cなら20冊、プロパーなら10冊、どちらの方法でも、これで1万円の利益は出せます。
月収10万円なら、単C200冊か、プロパー100冊という事になります。
コツコツドカン
「本せどりをするなら、コツコツドカン」
小さい利益をコツコツ仕入れつつ、ドカンと大きな利益を取る。
よく聞く言葉です。
今回は、コツコツの方、仕入れやすい価格帯で計算してみましたが、ドカンの方は、単Cでもプロパーでもあります。
プロパーの方が1万円を超えるようなドカンは多いので、高額本狙いなら、プロパーの方がいいと思います。
まとめ
自分の近所の店舗で、高額本があまりない店舗があります。
単Cを調べても、プロパーを調べても、5000円を超えるような本は少ない。
こういうお店に行くよりも、もっと高額本が仕入れられるお店に行くべきだな、と敬遠していました。
ところが、小さい利益のコツコツも量を仕入れれば、大金になると思い、改めて行ってみると、、、
500円程の利益本が大量に仕入れられました。
高額本には出会えませんでしたが、トータルでは高額になりました。
「この店舗は、仕入れにくいなぁ」
そう思ったら、小さい利益本をコツコツ仕入れてみることをお勧めします。
出品や、出荷の作業量は増えますが、高額本を探し求めて、各地へ移動するなら、近所でコツコツやるのもいいですよ。
ではでは(^^)/
本せどりに関するご質問などは、こちらまで。
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ドカンと1万円を超えるような高額本が売れると嬉しいですが、コツコツと小さな利益本を仕入れていくのが本せどりです。
今日は、そんなコツコツ仕入れをする場合、Amazonの入金額から、1冊当たりの利益を、単Cやプロパー別に深堀りしてみます。