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古本せどりは、ビームせどり
古本せどり
僕が普段やってる古本せどりとは、雑誌や単行本などをブックオフや古本市場などで中古で仕入れて販売する手法です。
セット本もやってますが、セット本にビームは必要ないので、ここでは省きます。
ビームせどりとは
よくビーム、ビームと言いますが、ビームとは、何の事かと言いますと、小型のバーコードリーダーの事です。
スマホとBluetoothで接続し、ビームで読み込んだデータをスマホに送ります。

有名な物で言いますと、MS910、KDC200、KDC20です。
いくつか種類があるのですが、違いは、価格と、ビームの読み込み精度の違いです。

KDC200i 中古 20000円ぐらい
ちょっと高いですね。
しかし性能は抜群!
ビームの線が細くて読み取りやすいです。

MS910 中古 6000円ぐらい
KDCに比べてだいぶ安いですね!
しかし、ビームの線が太くて、だいぶ読み取りにくいです。
何回かビームを打たないと読み取らない事が多いです。
僕は、KDC200iの方がおススメです。
ビームせどりのメリット
①読み込み速度が速い

ビームのいい所は、なんといっても読み込みが速い事。
スマホのカメラでスキャンする場合は、カメラのピントを合わせるのに少し時間がかかります。
それに比べてビームの場合は、ピッっとビームのボタンを押すだけで、読み込めるので、1冊あたり数秒速くなります。
②離れた位置からスキャンできる

ブックオフに行ってみると、本棚が結構高いです。
身長170㎝の僕が、手を伸ばしても届かないぐらい高い位置に本があるお店もあります。
そういう高い位置の本をリサーチするときに、スマホのカメラだと、一旦本を自分の手元まで持ってきて、スキャンしなければいけません。
この動作が意外と時間がかかります。
それに比べて、ビームの場合であれば、両手を万歳するようにあげて左手で本をずらし、右手でビームをあてれば、一旦手元に持ってこなくても、スキャンできます。
先ほどの①の読み込み速度と組み合わせれば、1冊あたり、かなりの時間差ができます。
③新規開拓に
人間新しい事をしようとすれば、なかなかエネルギーがいるものです。
普段、単行本ばかりやってるのであれば、雑誌をやろうと思えば、めんどくさいなぁ、やめとこうっかなってなったりします。
そこでビームの出番です。
ビームだと読み込みが速いので、ひと棚だけ新しいジャンルをやってみようかな、という風に思えます。
お店によっては、DVDをワゴンに入れて、安く販売してます。
そういう普段ならあまりリサーチしないジャンルも、ちょっとリサーチしてみようと思えます。
スマホのカメラでスキャンだと、めんどくさくて、なかなかやらなかったりするんですよね。
④コスパ最高
ビームは、新品だと3万円とかしますが、中古だともう少し安いです。
なかでもMS910というビームだと中古で、7000円ぐらいで購入できます。
仮に1年間使用したとすると、月に600円、月に5回仕入れに行くと、1回あたり120円という計算になります。
ビームを使用する事で、1冊以上多く仕入れられれば、すぐに元は回収できます。
本せどりの自己投資では、ビームが一番コスパがいいと僕は思ってます。
ビームせどりのデメリット
①ビームの購入費用がかかる
じゃあ逆に、ビームのデメリットは?というと、まずお金がかかります。
ビームの購入費用ですね。
しかし、先ほども申し上げたとおりで、コスパは最高です。
購入して、使わなくなったら、また中古で売る事もできます。
②人目が気になる
人目が気になるという点では、2つあります。
一つは、文字通り、一般の人の視線が気になる事。
変な人と思われる。好奇の目で見られるという事。
もう一つは、店員さんに注意されるのではないか、という事です。
Ⅰ 一般の人の視線
お店に行くと、一般のお客さんがいます。
そこで一心不乱にビームをずっと撃ってたら、「あの人何やってるんだろう?」「なんか変な人がいるな」という目で見られたりします。
まあ、そうですよね。せどりを知らない人からすれば、怪しいですから。
僕の場合、どうしてるかというと、基本的には、あまり気にしません。
というかだんだん慣れてきます。
一瞬、「なんかやってるな」と、変に思われても、その後は特に何もないです。
例えば、あなたが道を歩いてて、変な事をしてる人がいても、一瞬変な人がいるなぁ、と思うだけで、その後何もしないでしょう。
そんなもんです。
だから、あまり気にしすぎる必要はないです。
しかし、他の人が近づいてきて、本を見たそうにしてたら、移動したほうがいいでしょう。
僕は、他のお客さんの邪魔にならないように、マナーは守ってます。
また、あまり目立たないようにしてます。
Ⅱ 店員さんに注意される!?
「ビームはしないでください」
注意された事は、僕も何度かあります。
しかし、今まで数えるぐらいでそんなにないです。
自分なりに気をつけてる事は、
・目立たない
・マナーよくする
・店員さんが近くにいたらビームをしない
という事です。
また、他のせどらーさんがお店にいたら、その人の近くには、いかないようにしています。
これもトラブル回避。
別の棚をリサーチして、もし近づいてきたら別の棚に移動。
その時に、他のせどらーさんが、カゴいっぱいにしていたら、「しまった来るのが遅かったかぁ」と思った事もありましたが、考えが変わりました。
その時、一瞬利益本を仕入れられなくても、継続して収入を確保する事の方がよっぽど大事です。
先日も仕入れに行きまして、1店舗でせどらーさんが、4人もいましたが、(お~、やってるなぁ)って思うぐらいで、マイペースで仕入れをしました。
そしてそれでも仕入れられます。
全然問題ないですよ。
※カゴに商品を入れてたら、知らぬ間に、他のせどらーに取られてたというツイートを先日見ましたが、他人の籠から商品を取るとか、マナー違反ですし、もしその場で見つけたら、喧嘩になりかねないでしょう。
そういうのは、一時的に利益を得られたとしてもたかがしれてます。
もしそれで大騒ぎになって、出禁にでもなったらかなりの痛出ですよ。
少し話がそれましたが、まあ、あまり目立たず、マナーよくやってたら問題ないと思います。
お店によって、集客が全然違いますし、時間帯や曜日によって全然混み具合が違います。
人目がどうしても気になる場合は、人がかなり少ないお店に行ってみるといいです。
じっくりマイペースにリサーチできますよ。
また、店員さんも、常に店内をウロウロしてるお店もあれば、ほとんど誰もいない状態のお店もあります。
週末よりも、平日や、夜遅くなら人も少なく静かで、やりやすいです。
自分なりに工夫して、コツコツとやっていけばいいと思います。
まとめ
本せどりは、1冊あたりの利益が小さいです。
僕の場合、1冊400円からの利益本を仕入れてます。
そのため、大量に仕入れる必要があります。
大量に仕入れるには、大量にリサーチする必要があります。
そのためには、1冊あたりのリサーチの時間を数秒でも速くしていかないといけません。
「本せどりにビームは必要ですか?」
そう聞かれたら、
「ないとできない事はないけど、稼ぐ為には、ないと厳しいです」
と言うようにしてます。
僕は、本せどりを始めてからすいぶん日数が経ってから、ビームを購入しました。
最初から、ガンガンビームを使ってればよかったと後悔しています。
この記事を見て頂いたあなたには、1日でも早くビームを手にし、後悔しないでほしいと思います。
ではでは(^^)/
本せどりにビームって必要なの?
今日は、古本ビームせどりのメリットとデメリットを解説します。