
目次
セット本せどりのメリット
セット本せどりのメリットのお話は、以前書きました☟
僕自身、今でもセット本は、やってます。
販売単価が高く、一撃の利益が大きいのが嬉しい。
特にトレンドの時は、熱いですね~(*^▽^*)
セット本せどりのデメリット
しかし、セット本せどりには、デメリットも色々とあります。
そこで、今日は、僕が実際にセット本せどりを2年間がっつりとやってみて、体験したデメリットと、その対策をお伝えします。
①仕入れ効率が悪い
セット本せどりは、仕入れやすい、とよく聞きます。
僕も、セット本せどりは、仕入れやすいと思います。
特にリストを覚えてくると、「あ!これは、知ってるセット本だ!」と分かるようになってくると、嬉しいです。
仕入れの際に注意なんですが、ラストの巻(カカリ巻)から、まず仕入れましょうというのが、セット本せどりのセオリーです。
例えば、13巻セットなら、12巻、13巻あたりが、カカリ巻です。
なので、12巻・13巻を仕入れたら、前半巻を仕入れスタートしていきます。
ところが、セット本の中には、後半だけでなく中盤の巻も集めにくいセット本もあります。
そうなると、困ったもので、「なかなか集まらないなぁ」と、ぼんやりと棚を見ながら思います。
そうして、未コンプの出品できないセット本がどんどん増えていく。
そうした事態を防ぐために、最終巻から、中盤ぐらいまで一気にそろってないセットは、基本的に仕入れない事にしました。
先ほどの13巻セットなら、6巻あたりから最終巻までそろってるような状態なら、ごっそり仕入れるけど、13巻だけ見つけても仕入れない。
そうすると、今度は、またまた出てくる問題。
1店舗で、それほどごっそりと、セット本だけで仕入れができなくなる、という事です。
「仕入れやすい」という顔を持ちながら、実は「仕入れにくい」というもう一つの顔も、持っていたのです。
②評価を集めにくい
Amazonの評価は、集めにくいです。
僕の場合、購入25件に1件ぐらいの割合でもらえます。
4%。
評価をたくさん集めようと思ったら、数をとにかく販売する!
これが一番手っ取り早い。
10人に売るより、200人、300人に売る。
すると、100人に4人の確率で、「あんちゃんの商品ええ商品やなぁ、よっしゃおっちゃんがいい評価つけたろ!」そんな御仁が出てきてくれる。
そんな塩梅(あんばい)です。
セット本は、たくさん販売するには、単行本に比べて、かなり作業が多いです。
その結果、月に百セット、二百セットと、販売するのが難しい。
単行本を100冊、200冊売る方が、はるかに安易であると言えます。
③作業が多い
今日も、言葉の端々で、出てきました。
セット本せどりは、作業が多い!
僕の場合、セット本せどりは、利益が小さいセット本は、やってないです。
10冊セットでも、2000円程利益は欲しい。
巻数が多い、集めにくいセットになると、さらに利益を追求します。
僕が仕入れに行った後でも、他のセット本せどらーさんが寄れば、「おお!このセット、ツイッターで誰かつぶやいてたセットじゃん!いえ~い、ゲットだぜぇ!」とホクホクでカゴにたんまりと入れて満足気に帰られるかもしれません。
ところが、自宅に帰って待ち構えてるのは、シールはがし・クリーニング・梱包作業。
これが思いのほか、重労働。
そういう事もあって、僕は利益が小さいセットは、もう仕入れない事にしたんです。
④在庫スペースが多く必要
セット本は、セット状態で仕入れられたり、早めにコンプできれば即納品して、自宅は、スッキリするんですが、未コンプのうちは、どうしても自宅保管になります。
特に巻数が多いセットや集まりにくいセットが邪魔になってきます。
僕の場合は、1部屋を在庫スペースにあててますが、なるべく早くコンプするようにしてます。
セット本せどりの対策
こうしたデメリットをふまえて、対策をしました。
結論から言いますと、僕は、セット本せどりと、単行本・雑誌、本せどり全てを仕入れ対象にしました。
まぁ、このことは、前から何度も言ってるので、「あ~、またそれか」と思われそうですが。
①仕入れ効率
仕入れに行った時に、セット本だけを仕入れ対象とした場合よりも、単行本や雑誌も仕入れ対象とした方が、当然ですが、仕入れ量は増えます。
お店によって、「ここは雑誌が仕入れやすい、単行本が仕入れやすいけど、セット本は、全然仕入れられない」という場面にも遭遇します。
そうした時に、すぐに次の店に行ってしまうというのも、一つの策です。
しかし、僕のような田舎住まいで、次のお店への移動時間が多い場合、1店舗でがっつりと仕入れたほうが効率が良くなります。
具体的には、まずセット本をサーっと眺めて、美味しいセットのみ仕入れます。
・抜け巻
・がっつりそろってるセット
・セット状態のセット
・1冊売り
などです。
それ以外は、もうスルーして、単行本や雑誌をリサーチして、1冊400円、500円の利益本を、どんどんかごに入れていきます。
セット本だけやってる場合、気をつけないといけないのは、「あまり仕入れるものがないな、え~い、利益500円だけど、仕入れちゃえ」と薄利のセットもどんどんカゴに入れていく事です。
これをすると、作業が大変で、大変で、その割に売り上げが上がらなくて、しんどくなります。
②評価集め
セット本だけだと評価が集めにくいので、雑誌や単行本などをとにかく大量に仕入れて大量に売ります。
回転重視で、利益は薄利でもかまいません。
最初は、アカウントを強化するための経費と考えて、数をさばきます。
これをすることで、自己配送も慣れます。
自動的に評価が集まり、高単価のセット本も売れやすくなります。
③作業
薄利のセット本を仕入れない代わりに、単行本や雑誌を仕入れます。
すると、利益が同じ500円・1000円でも作業がかなり楽になります。
倉庫内作業が少なくなるという事は、その分仕入れの時間を確保できます。
仕入れの時間が多くなるという事は、イコール売り上げが上がるという事を意味します。
④在庫スペース
セット本は、集まるまでの未コンプのセットが多くなってくると、在庫スペースをかなり取りますが、雑誌や、単行本、特に小さい文庫などは、スペースをあまり取りません。
在庫スペースをあまり取らないので、在庫数をたんまり保管できます。
僕の在庫数は、今1000個を超えましたが、さらなる高みにいくために、在庫数2000個を目標としています。
また、自宅の話だけでなく、仕入れ中の車内のスペースにも限界があります。
僕の車は、軽自動車で、運転席や助手席を除いたスペースに、ダンボールを3箱積んでますが、セット本だけの仕入れだと、すぐにいっぱいになります。
特に、コナン・ワンピースなど90巻を超えるような大型のセットを仕入れたらなおさらです。
セット本をコンプするために、仕入れ遠征に行った場合などは、車内が本でいっぱいになるのですが、雑誌や単行本などは、きれいにダンボールに入れれば、相当な数が入ります。
まとめ
本日は、セット本せどりのデメリットをお伝えしましたが、こんなデメリットがあるから、セット本はやらない方がいい、と言ってるわけでは、ありません。
こういったデメリットがあることをふまえて、上手にやっていこうというお話です。
僕の場合は、セット本だけよりも、雑誌や単行本も取り入れる事で上手くいきました。
別に、雑誌や単行本でなくても、セット本と、ゲーム・DVDでもいいです。
ただ、評価を集めやすいという観点からは、仕入れ単価が安いほうがいいですね。
また、セット本せどりだけをやる場合も、セット本せどりを極めてしまう、という選択肢もありますが、僕自身は、まだそこまで到達できてないので、今はまだ、お話できません。
最後にまとめると、
・薄利のセットを、無理に仕入れるのやめましょう。
・集めにくいセットを仕入れるのはやめましょう。
・最初は、評価いっぱい集めて売れやすいお店にしましょう。
・未コンプの在庫を抱えすぎて、ストレスにならないようにしましょう。
ではでは(^^)/
以前、セット本せどりのメリットのお話をしましたが、今日はデメリットのお話。
僕がやってる対策もお話します。
・セット本せどりをしてる人
・セット本せどりを始める人
に見てほしい。